やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

アルコールストーブ

アルコールストーブ

使い込んで焼けている

 かれこれ20年位前にはなるだろうか、二口のコンロ(アウトドアー的にはストーブと言う)を予備として複数持っていて、その中の一台を持ってキャンプに行っていた。それを煮炊きに使うとコーヒーを沸かせなくなる。だからといって二口を二つ持っていっても、積荷オーバーで邪魔になる。

 そこで錆びないようにオールステンレスで作る事とし、燃料は身近に手に入るアルコール、火力も想像以上に強い。最低6人分位のコーヒーを沸かせる容量のものをと考えた。それにアウトドアで使うものだから、乱暴に扱っても壊れにくく、重いものを乗せるかもしれないから、絶対頑丈でなくてはならない。

 それと第一に見栄えが良くなくてはならない。自分自身が持ち歩きたくなるようなデザインでなくてはならない。それらを踏まえて溶接はしない事に決めた。通常溶接でもスポット溶接でもいずれにしてもバリ、凸凹を削らなければならない。ステンレスに削った跡を残したくは無い。それで全部ネジ止めにすることに決めた。

 こつこつ削って穴を開けネジを切り、酸素で焼いて足を曲げ、アルコールが染み出さないように工夫して大分時間を使ってしまった。最大の難関は直径約40mmのねじ切りだ。ステンレスは非常に硬い。専門の道具が要るしもちろん値段も高い。自分で工作するリスクを考えた時、専門の業者に頼むのが一番ベターだ。

 酒を二升ぶら下げて業者のもとへ。私の手に負えないからねじ切って下さいよ。ああそこに置いて行ってと言われ、酒と品物をそこに。数日経って完成して来た物はなんときれいな事。素人にはこうは行かないと感心しきりで、請求書は材料込み金5000円也。総重量657g名実共にどっしりとした出来上がりだ。

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