やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

ピースメーカー ☆☆☆☆

ピースメーカー ☆☆☆☆

ピースメーカー

 女優ニコール・キッドマンが好きで見た映画だが、ただ単に俳優が好きというだけで見る映画は、見る者の自己満足になりがちなのだが、この映画はそれを超越して、アクション映画好きに間違いなくお奨めできる。ニコール・キッドマンと共演しているのは、オーシャンズシリーズのジョージ・クルーニーで、私の好みとしては可もなく不可もなくというところか。女優が違っていたらおそらく見なかったであろうアクション映画だ。

 旧ソビエト時代の核弾頭解体処理を行う名目で10基が国外に運び出される。その中の一基が途中、人為的に爆発する。その調査にあたるホワイトハウス核兵器密輸対策チームのケリー博士はロシア事情に詳しいデヴォー大佐とコンビを組み、核の足取りを追跡。トルコの鉱山地帯で移送トラックを、空から追い詰め8基の核弾頭を回収する。しかし残る1基は犯人一味のボスニア人が別の場所に運び去ったあとだった。ケリーとデヴォーはそれがニューヨー クであることをつきとめ後を追う。ニューヨークの街中での撮影は、大規模に規制しての撮影が功を奏している。

 教会シーンから始まりロシアの森林地帯を機関車が疾走し何かを期待させ、緊迫感が途切れることは無い。テンポがありスピード感もあるのだが、核に対して無知な私はそこまで小さくばらして持ち運んで、放射能漏れとか、被曝などは大丈夫なのだろうかと、そのことが途中から気になりだし、最後まで払拭できなかった。ストーリー展開でそのことを分かるようにしてくれたら良かったのにと思ったものだ。

蛇足ながら先日紹介した戦場のピアニストのトップシーンでのピアノ曲ショパンの夜想曲第20番嬰ハ短調(1830)(遺作)がこの映画の中でも使われているが、全く別の曲のように聞こえるのは演出のせいなのだろうか。

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