この地では見慣れた飛行機でも
2011.03.10
カテゴリ:街の風景
この地では見慣れた飛行機でも
昨日、季節の変り目特有の事なのかも知れないが、めまぐるしく雲が流れ、時折雨も落ちてくる変わりやすい天気だった。雲の切れ間からのぞく木洩れ日は(この場合字が違うような気もするが。)一瞬地表を照らし、その下を飛ぶ飛行機を黒く浮き立たせていた。私はこのところシンガポール航空のA380エアバスを、朝の9時頃に良く見掛けるが、気が付いた時にはお尻を向けて着陸態勢に入っている時が多く、良いアングルの写真が未だに撮れないでいる。
離陸する貨物便
この二階建ての太っちょ飛行機は、ゆったりと見た目には本当にゆったりと、良くそのスピードで失速しないで浮いていられるなと思うほどのんびりと降りてくる。この飛行機は日本の最先端の技術がたくさん使われていて、その一つが二階建ての要になるカーボン製の床の骨組みだ。いつぞやニュース特集で開発途中の様子を紹介していたが、ライバルの、アメリカボーイング社との兼ね合いで、二者選択を迫られた技術もある様だ。