TWENTY FOURファイナルシリーズ ☆☆☆☆
TWENTY FOURファイナルシリーズ ☆☆☆☆
去年の7月半ばから見始めたTWENTY FOURシリーズ。途中くたびれて間を置いたものの、この日曜日にやっと全八作観終わった。シリーズ物は昔から偉大なるマンネリと称され、主人公以下内容も人物設定も同じような経過をたどる。今回もバウワーのスーパーマンぶりがいかんなく発揮され、急所を外したからと言いながら、クロエに拳銃で撃たれたにもかかわらず、ピンシャンと大活躍をして見せる。安静にしている時間があればこそ、題名の通り二四時間のドラマであり、撃たれたのが終わり直前である事を考えると、全くの不死身の設定のようである。
シリーズ当初から悪のイメージだったローガン大統領は、自分のした事に自らの命でけじめを付け、それに乗った現大統領アリソン・テイラーはバウワーはじめ、関係人物を危険にさらして行くが、最後の最後に自らの非を認め、謝罪し即刻その場から姿を消すようにバウワーに言う。そして自らの国と、ロシアからの追っ手がある事を告げ、自分は責任を取って辞職する旨をバウワーに伝える。まぁファイナルも今までと同じパターンではあって、今回窮地に落とすのも、最高権力者達ちであるが、それに最後に気付くのは、アメリカの良心だとでも、原作、脚本家は言いたいのだろう。あとを引く様なファイナルは続編は無いと言いながら、どこか心の片隅にあるのだろうか。