やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

噺家

噺家

真打ち

 今、落語が再度ブームなのだそうで、昔、大好きな噺家の落語を聞いた身としては、うれしいの一言に尽きる。自分の事を言うのは少しはばかるが、俺の落語の聞き様は偏りがあって、噺家全般が好きな訳ではなく、特定の噺家のみ好きなのだ。と言うよりも好きだったの表現が正しい。好きだった噺家さんは、皆、鬼籍に入られてしまったからだ。

 寄席に行くとテレビ等では見かけない噺家を良く見かける。高座に上がって頭を下げ、『えー、おそろいでお運び頂き真に有難う御座います。せっかくお運び頂き、何でございますが、今日は噺をする気が起きません。』と言いながら、そでからマンドリンを持ち出し、『丘を越えて』を前奏からフルコーラスを弾き終わり、揚々と引き揚げる噺家もいた。

 寄席の良い所はテレビ等では絶対やらない、『艶笑噺』がある事で、考え落ちとでも言うのか、はて何の事やらと間をおいて、理解出来るような話もあって面白い。そんな寄席に足を運ばなくなって久しい。最後に登場するトリの事を、真打と言うが、昔、照明がローソクだった頃、最後に高座のローソクの芯を打ち消していた事から、呼び名、呼称に変わったようだ。

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