万人向にはならない味
2014.10.27
カテゴリ:珈琲
万人向にはならない味
人其々に好みがあるように食べ物にも飲み物にも嗜好があって、一律に同じものを好むとは限らない。濃いめが好きな人もいれば薄味が好きな人もいる。この味は自分に合うと思う人もあれば、全く受け付けない人も出てくる。万人の口に合わせるのは不可能に近く、全てを足して割る辺りに落ち着くのではないのかと思う。供する人の味覚も絶対反映され、幼い頃より慣れ親しんだ味が影響するように思う。ストレートコーヒーの味も、絶対この味でなければ等は無く、其々の豆の個性に合った焙煎に沿いながら、微妙なところで焙煎する人の個性が出てくる。ちょっとした火加減にもそれが出て、同じ豆でも苦みが際だったり酸味を主張する味にもなるのだ。