CINERAMA
2016.04.30
カテゴリ:映画
CINERAMA
35mmスタンダードカメラ3台でシンクロ撮影して、上映時にも同じ3台の映写機で湾曲したスクリーンに映し出すのだが、扱いが撮影時にはもちろん上映時にも同じ煩雑さを伴い、おまけに3画面のつなぎ目が見えてしまう最大の欠点があった。そもそもシネラマはスクリーンのサイズの比率ではなく、縦9m横25m以上のサイズで上映することを言う。後に左右を圧縮するアナモルフィックレンズを使い70mm撮影。上映時に同じ伸縮率のレンズを使い、左右を伸長させて横長画面を得る方式に替わった。それでもフィルム重量や巻きとりリールの巨大さで、近年ではこの方式の映画は作られていないはずだが!?。
上の画像はシネラマ比率と当時見たマッケンナの黄金。