やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

簡単なトレーラー講座

簡単なトレーラー講座

 トラベルトレーラーには大きく分けて、アメリカンタイプとヨーロピアンタイプがあります。それぞれ一長一短があり値段との兼ね合いもありますが、ヨーロピアンの内装は細部に気を配られている印象があります。例えば窓は二重サッシで結露を防ぐ気配りがあり、狭い空間に計算された家具の配置等があります、そこへいくとアメリカンはざっくりと大雑把な印象になります。昨日話題にしたのはフィッシュテイルです。映像の通り前に荷重がかる方が、もしもの時の復元力が違い、減速の方法も大きく関わってきます。アメリカンもヨーロピアンも当然ブレーキはついていますが、制御方法は全く違うのです。

制御不可

 ヨーロピアンは慣性ブレーキ、アメリカンは電磁ブレーキになります。ヨーロピアンの慣性ブレーキは牽く車(ヘッドやトラクターとも言う)が、ブレーキを掛けるとトレーラーが、ヘッドを押すことによってバネ等が縮み、ブレーキが働く仕組みになります。ですからヘッドが減速してから、トレーラーにブレーキがかかるので、若干のタイムロスが生じます。ヘッドへ繋ぐ電気ケーブルはシンプルに、ブレーキやウィンカーの信号だけで良いことになり、その他の相違点はアメリカンの最大200kgのヒッチ荷重と、ヨーロピアンの比較的軽く手で持ち上がる(車種で違いがある)程度のヒッチ荷重の違いです。

 アメリカンはヘッドのブレーキ(ランプ)信号と連動して、トレーラーの電磁ブレーキが作動するので、ブレーキ作用によっては後ろに引っ張られるような感覚になります。ほかに電気系統としては電磁ブレーキの強さの調整や、その信号のフィードバック回路も余分にあり、コントローラーは運転席の手が届く場所に設置してあります。

コメント


認証コード4623

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.6.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional