やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

ヒトラーの忘れもの ☆☆☆☆

ヒトラーの忘れもの ☆☆☆☆

軍曹

 この映画は情報も全く無いまま見始めたが、見始めて間もなくテーマが重すぎる事に気が付いた。連合国の上陸を阻むために、ナチスドイツは200万個の地雷をデンマークの海岸に敷設する。ドイツの敗戦に伴い続々と帰国をするドイツ軍人たちがいる中、デンマークに取り残されたドイツの少年兵に、地雷の撤去という過酷な運命が待ち受ける。地雷そのものを見た事も無く、もちろん処理などをした事も無い少年たちに、簡単なレクチャーだけで地雷処理に当たらせる軍上層部。その管理に古参の軍曹を当てるが・・・。

砂浜

 ドイツ軍人に対して憎しみを募らせる軍曹。それは少年兵に対しても変わる事は無く、食事も与えず砂浜の地雷撤去に当たらせる。体調不良を訴える少年に対しても変わらず、作業を始めさせるが誤って爆発、両腕を飛ばされ野戦病院に運ばれるが死んでしまう。軍曹はこの事を少年たちには隠しドイツに帰ったと嘘を言う。少しずつ心が通い始める軍曹と少年兵たち。砂浜でサッカーをするまでになっていたが、軍曹の愛犬が処理済みの砂浜で地雷を踏んで爆死してしまう。怒った軍曹は少年を横一列に並ばせ歩かせるが・・・。

自殺

 次々に事故は起きて双子の兄も爆死しするが、それがきっかけで弟は心を病んで、自ら処理されていない地雷原を歩き自殺してしまう。悪い事は続き信管を外した地雷をトラックに積み込む最中大爆発、最初からの仲間がたった4人になってしまう。当初から一定の区画の処理が済んだら国に返すと言っていた軍上層部だが、技術を積んだ少年兵を手放すわけがなかった。軍曹は約束を守れと上官に掛け合うが軍の命令だの一言。4人をトラックに乗せてある草原に連れて行き、500m先がドイツとの国境だから走れと叫ぶのだ。

大爆発

 邦題『ヒトラーの忘れもの』は中身からして馴染まない。テーマが重すぎる事に対し題名が軽すぎるのだ。まだ原題の『LAND OF MINE』の方がしっくりくる。

コメント


認証コード5834

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.6.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional