津波が来たらどうする
2018.12.25
カテゴリ:街の風景
津波が来たらどうする
俺から今年最後になるだろう外食のリクエストをした。どこで食べたいの。なんて言われながら、しらす亭まで出張ってきたが、気に入るとそればかり食う習性のある俺。目先を変え、あれこれとチョイスしたがるカミさんの選んだものは、釜揚げシラスと、その親イワシの親子丼。生シラスにしろ釜揚げにしても、カミさんがしらす亭で頼む定番だ。
俺はと言えば刺身の盛り合わせとビール。これなしではしまらないと頼むシラスの大葉巻き天ぷら。この時期だけの海鮮鍋など、その他たくさんのメニューがあるのに、何とかの一つ覚えのように決まって同じものだ。他に頼むものが無いのかと我ながら思う。
食べながら表を見ると遠く海っ縁でキャンプする姿が見える。目の前が海で3.11の様な地震や津波があったら、間違いなく海水に洗われる場所だ。俺は臆病で河原や海のそばは危険地帯と言う認識だが、全然平気な人は世の中にいる。遠くから見た時には3台に見えた車も、近くで見ると自走式が2台で、そのうち1台がトレーラーを牽いていた。
自走が2台だから、いざとなったら荷物を放ってでも逃げる事は出来るし、トレーラーもつなぎっ放しのようだから、本人たちも危険は承知の上での事だろう。