児童相談所の存在意義
2019.02.06
カテゴリ:日々
児童相談所の存在意義
また起きてしまった腹立たしい事。幼い子供は自らを守るためや、自分に関心を持ってもらいたい時には、悲しい嘘をつくことを周囲は学ばなければならない。自分に降りかかる辛い事には口をつぐみ、それが辛ければ辛い程心の内を見せる事は無くなる。幼いながらも言っても無駄だと悟るからだ。その意味で学校では打ち明けたのだから、まだあきらめた訳ではなくて、先生には助けを求めていたのだと確信する。本当に自分の周りに味方がいないと悟った時は、誰にも言わず心の中に押し込めて表に出さないものだから。
千葉県野田市で小学4年生の栗原心愛さんが、父親による虐待で死亡した事件で、お父さんに叩かれたのはウソだという事を、心愛さんは父親に言われて手紙に書かされていたという。児童相談所は手紙を見た後、心愛さんに確認する事も無くの保護を解除したというが、この時点で一番身近にいるのが叩いた親だ。その父親から本人を隔離して、真実を聞き出すのが児相の仕事だよ。子供を死なせちゃ児相の意味がない。それにしても父親としては可愛い盛りの娘ではないか。どこから虐待して死なすほどの憎しみが湧くのだろう。