やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

3時10分決断の時 ☆☆☆

3時10分決断の時 ☆☆☆

クリスチャン・ベイル  ラッセル・クロウ

 作られたのも久しぶりなら見たのも久しぶりという西部劇。見る人が少なくなって衰退の一途だと思うが、それは日本の時代劇と一緒で撮影する場所と、見る人が限られてしまうのではないかと思う。まだアメリカは土地が広大で日本とは比べ物にならない位だろうけれど、時代物はその時代に無かったものを映つらないように撮影しなければならず、遠くに高圧電線があったり、近代的な建物があってはまずいので、ロケ地を探すだけでも大変だ。そもそも観客が西部劇を見なくなってしまっている。

 第一、西部劇の定義はインディアンが出てくる場面か、拳銃をぶっ放すシーンなのか、それとも馬に乗ってテンガロンハットをかぶっている事か。蒸気機関車が登場する西部劇すらあり、これまでで紹介した事がなかったけれど“ワイルドバンチ”という西部劇にはベンツと思しき自動車が登場するのだ。(ワイルドバンチ)の舞台は20世紀初頭で結構近代的な装備が登場するから、西部劇といっても年代の幅が結構広いように思う。(3時10分決断の時)はリメイク版だが残念ながらオリジナルは見ていない。

 アリゾナから裁判所のあるユマへ移送されることになった強盗団のボスと、彼をユマ行きの列車が出発する駅まで護送することに なった借金苦の牧場主、対照的な境遇に生きる2人の男が道中で繰り広げる駆け引きと奇妙な心の交流描き出す。かつては狙撃の名手だったが、南北戦争で片足を負傷し 不自由となったダン・エヴァンス。彼は妻と2人の息子と共に、アリゾナで小さな牧場を営みながら暮らしていた。しかし干ばつが続き、借金がかさんで生活は 苦しくなる一方だった。

 そんなある日、町へ向かったダンは、早撃ちで鳴らした強盗団のボス、ベン・ウェイドが保安官にあっけなく捕まる現場に居合わせる。 ウェイドは裁判所のあるユマへ連行される事が決まるが、そのためにはユマ行きの列車が出発する3日後の午後3時10分迄に遠く離れたコンテンションの駅に送り届けなければならない。道中はウェイドの手下をはじめ様々な危険が予想され、それでもダンは$200の報酬目当てに護送役に名乗りを上げ、護送の一員と して過酷な任務に関わるのだが。

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