やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

ザ・コーヴ 全国数カ所で公開決定

ザ・コーヴ 全国数カ所で公開決定

人間の食べ物

 映画、ザ・コーヴは紆余曲折があり、全国数館で上映されることが決まったようだ。和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りして、住民や自治体より猛反発を食らったが、順次公開されることになったようだ。

 8月中旬以降に公開するため、準備を進めていると言う。私はここ何日か同じ様なことを書いているのだが、生きると言うことは、他のいのちを頂くと言うことで、肝心要の命を取っている場面は一部の人を除き、誰も見た事は無いはずだ。

 命を取ると言うことは血は飛び散るし、内臓も飛び出てくるし、あれこれを切り刻む凄惨さだと思う。それが一片の肉片に姿を変えて出てくるから、その経過に気が付かない振りが出来る。そして大多数の人は直接手を下さないで食べれるのだ。
 
 当然イルカは海の生き物だから、牛や豚のように誰の目にも触れないところで処理する事はない。追い込まれたイルカは鳴くだろうし、海は真っ赤に染まるだろう。この類が嫌いな人は目も背けたくなるだろうが、現実は絶えずこういう事なのだ。私は見たいとも思わないのだが、同じアメリカ映画で食べ物が出来る過程を淡々と描いた、“いのちの食べかた”と言う映画がある。

 牛や豚、魚や鳥、人間の口に入る物の処理を克明に描いたドキュメントだが、イルカと違って悪意を持って描いている訳ではないので、その点では安心して見れるかもしれない。繰り返すが私は見たいとは思わないが、食事の度に語源である、いのちを“頂きます”。と言っている手前、本当は見なくてはいけないのかも知れない。

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