雨乞いをしたい気分
2010.08.28
カテゴリ:街の風景
雨乞いをしたい気分
空気は暑くジメジメして気持が悪いけれど、畑などはカラカラで散水機があちこちで大活躍をしている。これだけ長い間雨が降らないのだから、空気も少しはカラッとしても良さそうなのにと思うのだ。今の時期から何を植えるのかは分からないが、写真の散水機は細いノズルでジワーッと水が染みこんでいくタイプのようだ。農家の方も雨が降れば、このような余計な作業をしなくても良いのにと思っているはずで、雨乞いでもしたい気分だろう。我々農業とは関係ない人間も、この辺りで一雨降ってもらって、しっとりとしたいものだ。
今日のこの町周辺の稲刈りも本格的に始まっていて、今月中か9月の一週目辺りで終わりそうな勢いだ。あと数日で我が食卓にも新米が上る事になりそうで、このブログをご覧になって頂いている方には、耳タコ(目タコ)な事だが、季節がめぐるのが早すぎて、ついこの間新米を食べたばかりの気がしているのに、またその季節が来てしまった感覚だ。でもこの地で暮らすようになって思うことは、東京にいた時には感じなかった季節感が、食べ物の上からも、日々の営みの上からもしっかりと、確かに感じられるようになった事だ。