やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

映画  スクリーンサイズ

映画  スクリーンサイズ

スクリーン幅

 町の中に数軒の映画館があった当時のスクリーンは、カーテンで仕切ってあって、スタンダードから、ビスタ、シネマスコープまで、サイズに合わせて開いたり閉じたりしたものだった。私が幼い頃の映画館では、ニュース映像も映画館で見ると言う事が当たり前だったが、テレビから最新映像を見られる様になった時でもある。振り返って映画館は、ニュースと言うからには、最新ネタでなくてはならない筈だが、ムービーカメラで撮ったフィルムを現像編集して、それに見合う音声を入れてから、全国の映画館に配信するのでタイムラグが生じてしまっていた。当然ニュースとしては新鮮さに欠ける映像もあった訳で、それでも人々はあくせくする訳でもなく、時間がゆったり流れていていた時代だったと思う。今は当たり前のように流す現地からの、リアルタイムのニュースを感慨もなく、ただ単に見流してしまっているようにも思うのだ。

 ニュースはスタンダードサイズ、作品によってはスタンダートもあったが、ビスタ、シネマスコープに主流は代わり、カーテンがそれに見合うだけ開くと、いよいよ本編が始まると身構えたものだった。今のように四方から音が押し寄せる事はなく、モノラルが多かったが、今考えるとそれは劇場サイドの都合で、設備が追いつかなかったのだと思う。前にも書いた事だが、私は途中から劇場には足を運ばなくなったので、いつの頃から今の音響になったのかは定かではないが、日比谷でサタデーナイトフィーバーと言う映画を観た時に、音楽のシーンが今までと俄然違い、とても良い音で聞こえた事を思い出す。その前から作り手側は、効果音、台詞、音楽は別録りしていたので、ディスクで販売する時に、それらを使っての製作なので、ある時代からこっちの洋画(日本映画の一部でも)では、音声が5.1チャンネルで入っているようだ。

 画像はスタンダード、ビスタ、シネマスコープと色分けしているが、家で映画を見る方は、スクリーンサイズを変える事が出来ない訳で、当然、横幅は一緒で上下が黒く切れる画面になってしまう。画像はあくまで劇場での仕様で、今のシネコンのサイズ分けは、どうなっているのだろう。

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