十二人の怒れる男 ☆☆☆
2013.03.29
カテゴリ:映画
十二人の怒れる男 ☆☆☆
少年の父親殺しの裁判で、検事、弁護士、証人の意見陳述も終わり、裁判官のあなた方の判断次第では、情状酌量なしの死刑が決定すると告げられる。陪審員12人全員一致でなければならない評決。最初の投票で11人有罪、1人が無罪の評決を出すが、全員一致が大原則の中、一人の無罪主張に審議が長引き帰れなくなる。簡単に済ませて野球を見に行こう思っていた者。偏見に満ち端から有罪と思い込んでいる者。少年一人の命が掛る評決は、無罪を主張したたった一人の、理路整然とした無罪理由の説明に、11人が1人また1人と自分の主張を変えていく。