ドリッパーの一長一短
2013.10.28
カテゴリ:珈琲
ドリッパーの一長一短
コーヒーの淹れ方も様々ありますが、今の主流はペーパー式のドリップだと思います。もちろんドリップで淹れるのであれば、ネルで淹れる方法に勝るものはないのですが、後片付けの事を考えるとペーパー式に軍配が上がります。そのペーパー式の元祖はM社なのですが、底に小さな穴が1つ開いていて、それでお湯が落ちるスピードを制限して、誰が淹れても均一な味になるように工夫されています。お湯がドリッパー内に留まる時間で、味の加減をしているからですが、逆の言い方をするなら味の調整が出来ないとも言えるのです。
数年前から私が気に入り使い続けているドリッパーに、H社製のドリッパーがありますが、底に開いている穴はM社製とは比べ物にならないほどの大きな穴が開いています。注ぎ方でコーヒー粉の中を通すお湯の時間を調整出来て、色々な味に変化させる事が出来る優れもので、抽出した後はペーパーごと簡単に捨てられて簡単至極。味はこの上なくネルドリップの良いとこ取りなのです。私はこのドリッパーが出る以前は、M社製のドリッパーの穴をドリルで広げ、同じ効果にしていた時がありました。