映画は何度も美味しい
2013.11.18
カテゴリ:映画
映画は何度も美味しい
1度で2度美味しい。ひょっとしたら3度も4度も美味しい。と、思われる映像産業。昔は生放送だけでしたが、ビデオレコーダーが発明されて間もなく、カセット型の録画再生機が出てきました。このビデオレコーダーの時は映像を残せる事が嬉しく、放送された映画等を録って後で見たり、大事なものは保存をしたのですが、お世辞にも画質が良いとは言えませんでした。
そのうちに30cmのディスク型2種類が出現するのですが、淘汰されて無接点の上、画質の良いレーザーディスクが生き残ります。そのレーザー光線を使った12cmのDVDが出て来た時には、盤の軽さとレーザーディスク以上の、画質の良さにびっくりしたものでした。それが今や放送もハイビジョン。ディスクもブルーレイに変わり、今は4kが騒がれ、NHKの研究所では8kの研究がされています。画質はどんどん良くなり、映画産業はテープの時代からその規格に合った作品を世に出してきました。同じ作品を其々の方式で出してくる映像業界は、まさに一つで何度でも美味しい羨ましい世界なのです。