許されざる者 ☆☆☆☆
2014.02.17
カテゴリ：映画
許されざる者 ☆☆☆☆
愛した妻の願いに無法者から足を洗い、貧乏な堅気の暮らしを始めた男(クリント・イーストウッド)には、今は亡き妻との間に生まれた幼い子供たちがいた。妻との約束を守り家畜を育て暮らしをたてているが、生活は決して楽な状況ではなかった。一方、町には権力を嵩に自分の思い通りに街を牛耳る保安官(ジーン・ハックマン)がいた。酒場の二階には男相手の女たちがいたが、ある晩、些細な事を笑った若い女の顔を、客の男がめった切りにしてしまう事件が起きる。保安官はこの町の人間だからと慰謝料代わりの牛を、酒場の亭主に差し出させる事で、女たちの不満も無視して釈放してしまうのだ。女達は稼いだ金を集めて1000ドルの賞金を作り仇討を募るが、保安官の存在に賞金稼ぎ(ジョージ・ハリス)は、女達に近寄る事も出来ず、保安官に酷い暴行を受けて街を追い出されてしまう。
ある日子供たちと豚の世話をする男の家に若い男が訪ねて来る。一緒に1000ドルの賞金を稼ごうと持ちかけるが、若い男は昔の男の行状を知って誘って来たのだ。何年も銃を持った事も無く、試しに的を撃っても全く当たらない。古くからの友人(モーガン・フリーマン)を誘い街に出るが、敵を狙う最中に人を殺したくないと、友人は途中で降りて一人家路に着いてしまう。何もしていない友人を捕まえた保安官たちは、留置場で拷問の末友人を殺して、酒場前の通りに晒してしまうのだ。怒ったクリントイーストウッドは・・・。
