やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

許されざる者 ☆☆☆☆

許されざる者 ☆☆☆☆

日本映画 許されざる者

 1881年アメリカのワイオミング準州から、舞台を明治初期の北海道に移し、ストーリーも役柄もあまり手を入れずに制作した映画。オリジナルの良さはそのままに、当時の北海道のアイヌ民族を絡め、違和感のない日本映画に仕上がっている。オリジナルで監督兼主演をした、クリント・イーストウッドに敬意を払ったからか、ハリウッドで名を馳せるきっかけになった、ダーティーハリーのセリフを大石一蔵(佐藤浩市)に言わせている。下に映画『ダーティーハリー』オープニングから9分ほど経過したシーンのセリフ。

十兵衛

 銀行強盗に遭遇したハリーに撃たれて、横たわりながら銃を拾おうとしている犯人に向かってハリーは、『考えているな。弾が残っているどうか・・・。撃ちまくって俺にも分からん。だがこれは特製の大型拳銃だ。脳ミソが吹っ飛ぶ・・・。それでも賭けてみるつもりか。・・・どうだ。』黒澤明監督の『用心棒』が海を越えて自ら主演する『荒野の用心棒』になったように、逆に『許されざる者』も海を渡って日本映画になった。この映画化案が出た時にクリント・イーストウッドは、その話を持ち出し制作を快諾したという。

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