やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

アラビカ種の大敵さび病

アラビカ種の大敵さび病

アラビカ種・ドミニカ共和国

 コーヒーにはアラビカ種とロブスター種があり、主にストレートで飲まれているのがアラビカ種、ブレンドや缶コーヒーの増量用に使われるのが、ロブスター種と大別されている。様々な味や香りが楽しめるアラビカ種は病気に弱く、ロブスター種は病気に強い特徴がある。ここ最近再びコーヒーが値上がる傾向にあって、その理由は前にも書いた事がある、自国消費と発展途上の国々の消費が増えたからだ。

 最もそればかりではなくブラジルのコーヒー産地での水不足や、さび病が大きく影響していて、特にカビの一種であるこの病気は葉に付着すると、光合成が出来なくなり木そのものを枯らしてしまい、空気感染するという厄介な病気だ。中米のコーヒー産地で大流行していて、いったん感染すると農園全体が大打撃を受けると言う。アラビカ種は苗木から実を付けるようになるまで5年も掛る事を考えると、小さなコーヒー農家としては存続が難しくなるのだろう。今では紅茶で有名なスリランカ(セイロン)も、以前はコーヒー産地だったが、さび病でコーヒーが全滅した経緯があって今の紅茶があるのだが・・・。

コメント


認証コード2822

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.6.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional