やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

幼鳥が巣立ちの時には

幼鳥が巣立ちの時には

ツバメ

 飛び方にもどこか思い切りが無いように見えるツバメは、人間の伝い歩きのようなもので、ぎこちなく羽をバタつかせて来るべき飛行の準備運動をしている。巣の中を覘くと親とそん色のない姿で、それでも親の運ぶ餌に口を開けて待ち、親もあと少しの頑張りなのかとも思う。その中日本に渡ってくる時期が違うのか、それを他所眼にまだ卵を抱いている親もある。人間に覘かれる場所に巣を作るのも、人は自分たちに危害を加えないと言う、確固たる刷り込まれた本能があるからなのだろう。そういう俺も家の中に飛び込んできた上、部屋の隅に落ち飛び立てなくなったツバメを外で放した時がある。包んだ両手の中でじっとしている姿は、本当に人間を信頼しているように感じ熱くなったものだ。

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