政治家の金絡み、また
2016.01.22
カテゴリ：政治
政治家の金絡み、また
甘利明、TPP担当大臣は我が居住区の建設業者から、口利きの見返りとして50万円を2回に分けて受け取っていたと騒がれている。事の発端は昨日発売の週刊文春が報じているようで、政治資金収支報告書に記載していなかったという。国会の答弁を聞いていると会った事はあるが、金の授受の記憶が無いと言う。写真もあって録音もされていたというが、そもそも政治家にとっての50万は、はした金の感覚で始終もらっているのだろうか。庶民にとっての50万は大金に当たり、そのような金を受け取っていながら、記憶に残らないと言う事は信じ難く、もし俺が同じ条件下で50万を貰ったら忘れる事はないだろう。
金を渡した側は都市再生機構の道路建設の補償を巡って、甘利事務所に口利きを依頼したうえで、甘利大臣本人や地元の公設秘書、政策秘書らを接待したと言っているようだ。総額は証拠があるものだけでも1200万円分あるというが、日付がはっきりしている授受は大臣室で本人に面会。桐の箱に入った虎屋の羊羹と共に、封筒に入れた現金50万円を、これはお礼です。と言いながら直接手渡したのだという。人のふり見て我がふり直せというが、過去の出来事を学習しなかったのだろうか。金絡みで今までも何度もあった、政治家仲間の同じような失敗体験を、我が身に置き換えれば晩節を汚すこともなかったのに。
