やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

愛を積むひと ☆☆☆☆

愛を積むひと ☆☆☆☆

愛を積む人

 最近はDVDやブルーレイディスクを借りてきて、映画を見る事も以前よりは少なくなってきた。それと言うのも別な手段で映画を見る事が出来るようになって、わざわざ借りてくる事も無くなったからだ。先日通り掛かったついでにDVDでも見るかと、5作品ほど借りて来た中に、カミさんが借りた当りが隠れていた。原作は2002年にアメリカで出版され、読むひとの涙腺を搾ったという、エドワード・ムーニー・Jrの小説『石を積む人』

 東京下町で親の代から続く町工場を処分して、北海道美瑛に移住してきた篤史と良子。ガーデニングや家の模様替えなどで充実した毎日を楽しむ良子。対して仕事一筋だった篤史は暇を持て余すばかり。見かねた良子はこっそり造園屋に石塀の材料調達と、石積みを手伝う若者の派遣を依頼、篤史に家の周りの石塀造りを頼むのだった。良子には篤史も知る持病があったが、心配性の篤史には症状は安定していると隠していた。

画像の説明

 回復する可能性の低い拡張性心筋症。主治医には症状が悪化しているので、家族に話すように言われていた。石塀造りを始めた篤史に手紙を書き始める良子。男女関係のもつれで自分達も否応なく巻き込まれ、東京に残して疎遠になった、一人娘の聡子の事やこれからの篤史のこと。毎日、石塀造りを手伝いに来る若者の彼女に手紙を託し、良子はあっけなく逝ってしまう。良子の死に心を閉ざしかけた篤史だったが、彼女が死の直前につづった自分宛の手紙を読み、周囲の人々や疎遠だった娘との関わりを取り戻していく。

愛を積むひと2

コメント


認証コード1671

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.6.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional