良い地は無かったのか
2016.09.20
カテゴリ:政治
良い地は無かったのか
豊洲は東京ガスのガス製造工場跡地だったところで、築地に代わる広い土地を探していた東京都としては、いくつかある候補地の一つとしての位置づけだったようだ。定かではないが当初東京ガスは都には売る意思がなかったようだ。ましてや使用目的が東京の台所、築地の代替え地。危険であることは都にも伝わっていたはずだ。今は天然ガスだから製造工場はいらないが、当時は石炭を加熱してガスを作っていて、当然副産物としてコールタールや危険物などが出来ていた。築地に代わる広大な土地を探していた東京都。土壌汚染を承知で都は土地購入を決定。東京ガスに土の入れ替え等をしたうえで引き渡すよう申し入れたようだ。長年使用した土壌は簡単にはきれいにならず、未だに染み出てきているという事のようだ。画像は工事開始前、工事中の豊洲市場。当時の石原都知事の発言。