コンパクトなオリンピックとレガシーと
2016.12.14
カテゴリ:政治
コンパクトなオリンピックとレガシーと
最近レガシーと言う言葉をよく耳にする。2020年のオリンピック、パラリンピックのメイン会場になる国立競技場の事だが、国会議員や五輪関係者が言っている事を聞いていると、どうも気に障っていけない。先の五輪に使われた国立競技場をさっさと壊しておきながら、何がレガシーなんだ。前の東京オリンピックで使われた施設はレガシーではなかったのか。アジアで初めて日本で開催された、東京オリンピックに使われた旧国立競技場の事だ。コンパクトなオリンピックを目指すと言いながら、ましてや先の競技場は手直しすれば、安く上がり十分使えると、建築専門家が言っていたにも拘らず、いち早くさっさと取り壊してしまったのは何故だ。丸川珠代オリンピック担当大臣は新競技場着工前に《ようやく槌音を上げられる時を迎えられ大変うれしい。レガシーのモデルになれば望ましい。》と言ったと聞くが、元々あったレガシーを壊す事に決めたのはいったい誰だ。