やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

このまま幕引きするか

このまま幕引きするか

 警察活動の街中パトロール中に、これはと目を付けた人物に投掛ける常套句に、何もやましい事が無ければ、バックやポケットの中を見せてくれてもいいだろう。が、ドキュメンタリー番組の中に頻繁に出てくる。取材する都合上、軸足は警察側にあると思われるが、カメラがあると思えば問いかける警察官も慇懃にお願いはしている。犯罪に関与していなくとも他人に見られたくないものや、見せたくないものを携帯している場合もある。だが警察はそんなことはお構いなしに食いさがり、有無を言わせない強権を振りかざす。

加計学園

 加計学園問題で揺れている国会の中。前回は夫人だったけれど今回の主役は安倍晋三首相ご本人。自身の関与はともかく取り巻きが関与したのだと、前川喜平前文部科学省事務次官が明確に証言している。忖度や斟酌は首相の取り巻きにはあったのだろうが、前川前事務次官には単刀直入に、『総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う。』と言ったという。古くからの友達に便宜を計るくらいは朝飯前の地位にある人だ。加計孝太郎氏と飲む機会も多々あるだろう。楽しそうにゴルフを共にしている映像もある。

 行政府の長である安倍晋三首相は、一強多弱の国会の中で、ましてや身内の自民党からも異論が出ない状況下では本当に怖いものなしだ。思った事ややりたい事をし放題。前川喜平前文部科学省事務次官が、証人喚問に出るというのも拒否。森友学園の籠池さんの時には、取り巻きも呼ぶことにすぐ同意したのに、一体この違いはどこにあるのだ。ましてや今回は官僚トップにいた人の証言だ。何もやましい事が無ければ、加計孝太郎氏と長年の親友であるならばあるほど、身の潔白を自ら進んで証明するのが筋ではないのか。

 内閣総理大臣の親友の学園に無償で提供される広大な土地と、多額の金は広く国民の財産だ。森友問題も加計学園も夫婦で深く関わっているではないか。追及されると開き直りに見える発言をして、なお追及されると話をはぐらかす。追及する野党、静観する与党の構図に見えて、其れもこれも自民党全体で隠す算段に見えてしまう。隣の韓国は怪しいと見たら大統領から引きずり下ろす国民の意思がある。ある意味とても羨ましい国民性の違いではある。新聞やTVのニュースを見る度に、深いため息が出てしまい情けない。

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