幼子が大人から虐待されたら防ぎようがない
2018.06.08
カテゴリ:その他
幼子が大人から虐待されたら防ぎようがない
百獣の王ライオンの社会。群れの中の雄ライオンの世代交代は、先代のボスの子を噛み殺すところから始まる。雌ライオンは事態を察知して子を守ろうとするが、圧倒的な雄の力にはかなわず、自分が産んだ子供を見殺しにする他ないのだという。そうして何事も無かったようにその雄の子を産む。ライオンは自分の種を残す本能で行動するのだろうが、実際に人間と重なる部分があって悲しい。年端もいかない5歳の子が、知りうる言葉を平仮名の詫び状にして許しを請う。何だこいつ等は。胸がざわつき息苦しくなり、震えるほどのもの凄い怒りが込み上げてくる。5歳の子に見えている社会の頂点にいるのは両親。その両親に虐待されたら逃げ場がない。食事を与えず躾と称して冬の寒空に放り出したという。親の愛情を全身で受けなきゃならん幼子に、こいつら何をするんだ。食事も与えず虐待をして、やせ細り徐々に弱って死んでいく姿を正視していたのか。くそ野郎ども。