ジェーン ☆☆☆☆
ジェーン ☆☆☆☆
アメリカ、ニューメキシコ準州1871年、夫や娘と共に穏やかに暮らしていたジェーン。ある日、街に出ていた夫が体に数発の弾丸を受け、瀕死の状態で家に帰ってきた。撃った相手はお尋ね者のビショップ一家。執拗に追い続け冷酷非道な悪党の頭目、ビショップの恐ろしさを知るジェーンは、夫と愛する娘のために、かつての恋人である南北戦争の英雄、ダンに助けを求めるが、昔の女を助けるほど暇じゃないとはねつけられる。
ジェーンは町に助っ人探しや弾薬を買いに行くが、ビショップの手下に見つけられ、危ういところをダンに助けられて、ジェーンの家に供に帰って来る。迫り来る敵を前に友に騙されてビショップに救いを求めた事、ビショップの一味だった今の夫に助けられたことをダンに話した。ダンはダンで南軍に捕らえられ、手紙さえも出す状況に無かった事、過酷な収容所生活でジェーンだけが心のよりどころだった事、終戦後ジェーンを探し回りビショップ一家にも偶然接触、ジェーンの手がかりをつかんで今があると打ち明ける。
ビショップは売春宿をつくる為に女たちを物色していたのだ。その網に掛かり金を稼がせると言うビショップに、ジェーンと結婚すると言った唯一の味方だった撃たれた夫。
徐々に明らかになる過去と真実。運命に抗い、銃を取り戦うことを決意したジェーン。
手下に死んだと聞かされていたダンとの間の娘も生きていると分かって・・・。