何と言っても長い船旅
2022.10.27
カテゴリ:その他
何と言っても長い船旅
船の中のWi-Fiは外界とは繋がらず、インフォメーションに限っていた。往路では船の中でブログのアップができるかと、PCを持ち込んでみたがスマホのテザリングもアンテナが立たず断念。一泊目のホテルも繋がりにくく、写真だけのアップにして文章は後書きしている。それに懲りて復路では重いPCは船内には持ち込まなかった。
金華山沖を通過中。遠い沖合に同型のフェリーの影が・・・。
長旅の船内、インフォメーションセンターからの放送で、船長の話が興味深かったので披露する。船の動力源である燃料はC重油を使っていて、通常の状態はタールのような粘りのある油だそうで、それを温めて液状にして燃やすのだそうだ。この船の全長は約200mほど、幅は27mで総トン数は1万4千トンあまり、速力は24ノット、km換算だと時速40kmだという。車の燃費計算方法で行くと1リットル当たり14mしか走らず、大洗、苫小牧間のひと航海の燃料費は600万円ほどだという。考えてみると移動用の他に、船内全体の電気を賄うという意味では、半端じゃない発電機も備えている訳で仕方ないか・・・。