日本のいちばん長い日 ☆☆☆☆
2015.09.02
カテゴリ:映画
日本のいちばん長い日 ☆☆☆☆
当時の首相は鈴木貫太郎。ポツダム宣言を受諾するか否か、議論のさ中に広島に原爆を落とされ続いて長崎にも・・・。国民が戦争にうんざりしていた昭和20年8月14日から、8月15日までの緊迫した時間を描く。昭和天皇が自らマイクの前に立ち、それをNHKの職員が録音するが、その玉音盤をめぐり、本土決戦を主張する一部の将校が宮城事件を起こす。映画を観て思うのは、もう少し終戦の決断が早ければ、広島、長崎の原爆もなく、ソ連の参戦もなかった事だ。その意味で日本は大き過ぎる代償を払ったのだと言える。
公開(出版)当時は著者、半藤一利都合で原作者は大宅壮一として、今回は真の原作者、半藤一利として本も出版もされ映画もカラーでリメイクされている。