尿管結石
2009.10.10
カテゴリ：日々
尿管結石
日々薬を飲み続けているこの病は、15年ぐらい前に九十九里浜に遊びに行った帰りに起きた。朝食を済ませてカミさんの友達と3人で砂浜に3時間ぐらいいただろうか。季節外れの砂浜は何も無く人もまばらにいるだけだ。ひとしきりゴカイの穴を見つけては掘り起こし、蛤を取って遊んだ帰りだ。
何か腹の具合が変で、買い物ついでに寄ったスーパーのトイレに駆け込んだが、下痢とかの腹痛ではないらしく、何で具合が悪いのか分からないまま家路に着いたのだが、家についても痛みは増すばかりで、カミさんの運転で病院へ。その頃には痛みは腹なのか、背中なのか、場所を特定できないほどになっていた。
猛烈な痛み、意識は朦朧としてストレッチャーに載せられ、あっちの検査こっちの検査、CT、 MRI、とめぐるうちにどうやら無意識に暴れたらしい。頭の上で、医者らしき男が(痛みじゃ人間死なないよ。)と冷たく言い放つ。確かに痛みじゃ死なないかもしれないが、痛みの原因で死ぬよね。それより苦しんでいる患者に言うことじゃない。元気になったらしっかりお話をしてあげなくっちゃ、とその時は真剣に思ったものだ。
一通りの検査を終わり、どうやら痛み止めの注射を打たれたらしい。その後の意識は全く無くそのまま入院になってしまった。当然目が覚めるまで病名を知ることは無く、頭の上で言われた事も寝ているうちに忘れてしまった。それまで健康で病気とは無縁だったのだが、この後も何度か入退院を繰り返し今に至っている。この病、名前を変えて付きまとって来るとは思っていなかった。続く。
