やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

芝山公園に移築された江戸時代中期の家

芝山公園に移築された江戸時代中期の家

画像の説明

 存在はこの地に越して来たから知ってはいたのだが、建物の中に入るのは初めてで私の幼少の時分は良く見られたものだ。懐かしいという思いにはなるものの、珍しいとかこれが文化財などという感覚は全く起きない。土間に縄をなう機械が置いてあり、むしろその方が昭和レトロで懐かしく感じた。たて看板に書いてあったものをそのまま下に記した。

街の風景 025.jpg

 藪家はもと山武町板川で代々名主を務めてきたといい伝えられている旧家である。この住宅は、形式手法からみて17世紀末期から18世紀初期にかけて建設されたと推定され、規模は間口十間、奥行五間の茅葺寄棟造である。数度の改造はあるものの、主要構造部材はよく残存している。江戸時代中期における当地方の上級農家の典型で、昭和62年・63年度に芝山公園内の現在地に移築修理をした。

 この修理に伴い、建物は土間部が拡張された時期のほぼ十八世紀後期の姿に復原整備された五室から構成された間取りは土間から入って、押板・仏壇付きの十七畳半大の板敷きの茶の間、十畳敷きの座敷、その奥に床の間を設けた奥の間と続き、裏手は納戸、台所となる。その他、ダイドコロの土間張出しや外回りの板戸二枚に明障子一枚などの閉鎖的な柱間装置正面の縁に設けられた出入口など、この地方における特色が残っている。
所在地 芝山町芝山 414-1 昭和49年3月19日指定
平成元年11月28日  千葉県教育委員会、芝山町教育委員会

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