ワーキングガール ☆☆☆☆
ワーキングガール ☆☆☆☆
ニューヨークのマーシュ証券会社で秘書として働くテス・マクギル(メラニー・グリフィス)は、頭が切れるものの学歴不足が原因で証券マン養成コースからはずされ、おまけに好色な上司をポン引き呼ばわりしてしまい、ボストンから転勤してきた女性重役キャサリン・パーカー(シガニィー・ウーヴァー)の秘書に配置変えされてしまう。
洗練されたキャサリンに圧倒されるテスであったが、トラスク産業のラジオ局買収の情報を提供し、成功したら養成コースに入れて欲しいと彼女に頼む。恋人との結婚でうきうきするキャサリンであったが休暇を過ごしたスキー場で足を骨折、回復までの間、すべてを任されたテスは、彼女のパソコンの中の「トラスクの件はテスを通さぬ事」という一節を読みショックをうける。
さらに彼女は恋人ミック(アレック・ボールドウィン)の他の女との情事の現場を目撃してしまい、怒り心頭、そしてワープロの中にあったジャック・トレイナーという男を訪ね彼の主宰するパーティにもぐり込むが、そこでダンディな紳士(ハリソン・フォード)に誘われ飲んでゆくうちに酔いつぶれ、彼のマンションに泊まってしまう。
翌朝、ジャックの勤めるデューイ社を訪れたテスは、昨夜の紳士こそ彼であることを知り驚くが、ジャックはトラスク社のラジオ局買収に乗り気で、トラスク社長(フィリップ・ボスコ)の娘の結婚式にふたりしてもぐり込み社長に接近する。
彼に気に入られたテスは合併問題で会ってもらえる約束をとりつける。この仕事を通してジャックはテスが気に入り、恋人との婚約を取り消すと言い出すが、その恋人こそキャサリンだった。
そして彼女の退院の日、トラスク産業の重役会議出席のためキャサリンを巻いてテスとジャックは会場にすべり込むが、キャサリンは彼女の部屋に忘れたテスのスケジュール帳を盗み読み、事の成り行きを知る。そして契約調印の直前、キャサリンが、「テスはアイデアを盗んだ秘書」と言ってどなり込み、話は一時延期される。
窮地に立たされたテスであったが、後日エレベーターで出会ったトラスク社長が真相を知るや、逆に彼女の着眼点の良さ、行動力が評価され、改めて合併に調印、そしてキャサリンはクビ、トラスク産業の重役に引き抜かれたテスは、ジャックとの愛も手に入れるのだった。
ハリソン・フォード、シガニー・ウィーバー、この二人が出ているので観ようと思った映画だが、ストーリー展開がよく途中だらけない。映画中盤に手の内が分かるような場面もあるが、私にとってノーチェックの存在だったメラニー・グリフィスがとってもよく、スタイル抜群で可愛い、こんな女優がいるのだと知り他の映画をを探してみたけれど、あまり良い作品には恵まれていないようだ。