THE LAST OF THE MOHICANS ☆☆☆☆
THE LAST OF THE MOHICANS ☆☆☆☆
この映画も画質の悪さに閉口してしまったなかの一本だ。ストーリー展開はあきさせず見ごたえのある映画に仕上がっている。観た直後にNHKハイビジョンで放送があったのだが、比べ物にならない高画質で、当時高画質ディスクはまだ二つの方法がある時だった。
HD DVDか、ブルーレイが出てきたら、プレーヤーが無くても取り合えずディスクだけでも買っておこうと思ったものでそれほど気に入った映画だった。普通私は気に入ると、必ず買ってしまうのだが、いかんせん画質の悪さがネックで、まだ手にはしていない。
それやこれや、なかなか思うようには行かないもので、高画質ディスクでもまだでてこないし、画質の悪いDVDでは二度と観たくはなく、ハイビジョンではもう一度ぜひ観たいと思っていて、再放送を心待ちにしている今日この頃だ。
1757年、イギリスとフランスがアメリカで戦ったフレンチ・インディアン戦争のさなか。コーラとアリスの姉妹は、イギリス軍指揮官の父マンロー大佐の元に向かっていたところを、フランス軍と同盟しているヒューロン族のマグアに襲撃される。
そこを救ったのが、モヒカン族酋長のチンガチェックと2人の息子ウンカスとホークアイである。ウンカスは実の子だが、ホークアイは白人の養子である。コーラとホークアイは恋に落ちるが、以前からコーラに求婚していたヘイワード少佐が、嫉妬心からホークアイを逮捕してしまった。
しかし、イギリス軍は戦闘で敗北し、彼らは共に逃亡することとなる。戦闘のさなかマグアに父マンローは殺され、その中でアリスとウンカスも恋に落ちる。最後は、コーラとアリスはヒューロン族に捕らえられた。ヘイワードはコーラを釈放させるために身代りとして自らを処刑させた。
ウンカスはアリスを助けようとして殺され、アリスも自殺した。チンガチェックはマグアを決闘で倒しウンカスの仇討ちをするが、彼の血を継ぐものはもうおらず、自らを「最後のモヒカン族 (The Last of the Mohicans)」と呼ぶのだった。