ずーと乗り続けようと思った車
ずーと乗り続けようと思った車
大事に乗っていた車で、マフラーの不具合をきっかけに、あっちこっちに手をいれ、蛸足からこっちをステンレス製に全取替えした。このマフラーを取り替えたときの感激は未だに忘れられない。この車のオナーたちの感想は、絶対とろいということで一致していた。自分自身も交差点を右折しようと思っても、瞬発力の無い車を思って躊躇したものだ。ところがマフラーを取り替えたとたん、元気になりとても満足した思い出がある。
次にアルミホイール、後ろのスペアータイヤまで一緒にしてしまおうと、5本頼んだのだが店の言い分は、これは通常4本売りなので5本だと半端になってしまうので割高になりますよ。等と言われながら、それでもOKしたものだ。ラックを取り付け、梯子をくっつけ、エンジンルームの中も、排気で元気になったのだから、吸気も取り替えればと、良くなるだろうと手を入れて、エアーサスをいれたのが最後だった。
乗り続けていこうと思っていたが、東京周辺の排ガス規制に引っかかり、乗り続けることが難しくなってしまい、おまけに小さな故障が相次ぎ、修理が段々難しくなっていった。結構便利に使っていたクルーズコントロールが最初に駄目になり、これが小物と思っていたのが、意外に高く見積もりが10万前後で修理を断念した。次に来たのがエアコンと、これで手放す決断をしてしまったのだが、持ち続けたかったなと今でも思っている。