STRIDA オリジナル
STRIDA オリジナル
昔千葉市内に住んでいた時分に、ちょっとした街乗り自転車が欲しくて探していた時のこと、新聞のコラム欄に面白そうな自転車が写真つきで紹介されていた。
その当時私が住んでいる辺りは車へのいたずら、自転車の盗難と頻発していてその意味も含めて、家の中に持ち込める折りたたみ自転車が良いと思っていた。
その時、既に私の買ったばかりの新車は、地の鉄板が出るほど、釘か何かでいたずらをされていて、憤まんやる方が無く絶対外には置いて置けないと思っていた。そこへ新聞コラムの折りたたみ自転車の紹介記事が載ったわけで、設計、生産イギリス、日本での発売は東急ハンズで扱っている旨の記事だった。
STRIDAオリジナルが出てからかれこれ20年近くたっている。何でこの様な書き方をしたかと言えば、特許期間の終了でまねをした自転車がたくさん出てきたからで、見た目も組み立て方もそっくりなものが出てきてしまった。だからと言ってどうしようもない玩具でもなく、しっかりした作りで、ひょっとしたらオリジナルの駄目なところを研究しているから、かえって良いものかもしれない。
私のSTRIDAはどうしたかと言うとちょっと酷使してしまったのか、ブレーキが掛かりっぱなしの状態になりどうしても直らない。奇特な方がいるものでその私の持っている壊れたSTRIDAオリジナルと、近年作られたバリバリの新車を交換してくれと申し込まれた方が現れた。オリジナル初期モデルの現存車が無いらしい。
いかんせん変わった形で、乗りこなせる様になるのにコツと慣れが必要で、当時は人気が出なかったのか知らん。私としてはこの形と10秒で済む組み立てが大変気に入ったので手放す気持ちは無くて、何とかブレーキを直して乗り続けていきたいと思っているのだが、部品が手に入らない状態なのだ
オリジナルの写真
