焙煎機メモリーのチェック
2009.12.26
カテゴリ:珈琲
焙煎機メモリーのチェック
最近目指す焼き具合にならなくて、目視での半自動で焙煎していたのだが、業を煮やし今日午前中いっぱい掛けてメモリーの総点検をした。一分あたりの上昇温度、最終焼き上がり温度などを見た上で、細かく設定が出来るいくつかのパターンをメモリーした。
そして実際に豆を焼いての最終チェック。焼きあがる度に味のチェックをしたので、いくら好きなコーヒーでも今日は食傷気味だ。
豆の種類によってはこうあらねばならないという基本的な味がある。酸味が基本になる豆、苦味が基本と様々あるのだが、統一した豆でチェックしないといけないので、今回は苦味が特徴的なマンデリンを使用した。
それら特徴のある豆でも例えば酸味系の代表モカ、焼きすぎてしまうと酸味が消えて苦味が出てくる。中途半端な焼き方をすると、マンデリンは特徴的な苦味が出ない等だ。
今回遠い雪国から注文を頂いて、送料と、どれだけの量を送れるかも含めて、見本、モニター的発送で此方としても、基本的な焙煎機の調整をしたわけだ。何にでもこだわりをもっている人がいて、私も美味しいと言われた京都のイノダコーヒーに一杯のコーヒーのために出向いたことがあった。今回は味と値段と送料で、総合的に納得してもらえるのかだが。