鎌倉の大銀杏
2010.03.11
カテゴリ:街の風景
鎌倉の大銀杏
私は昔から古都鎌倉が大好きで、足繁く通った時期があって、最初にそのきっかけを作ってくれた人が、横須賀に住んでいて先日亡くなった伯父だった。中学を卒業してすぐの年の暮れに、お参り納めと初詣を兼ねて、ご自分の子供と私を連れて行ってくれたのだ。
私自身の育った家はその様な習慣の無い家であったし、夜中に出歩くことも無く、それ自体コペルニクス的展開であった。初めて見る夜の鎌倉は深夜にも拘らず、ものすごい人でごった返していて、今まで無かった熱気を感じ、妙に感激したことを思い出した。
それからというものは、何かというと鎌倉まで足を伸ばしたもので、古都を思い切り堪能したものだった。我がかみさんと初詣に何回か足を運んだり、ハイキング気分で北鎌倉より鎌倉まで歩いたこともある。その鶴ヶ岡八幡宮の大銀杏が、そんな大風でもないのに根元から倒れてしまったと言う。思い出深い古都の千年の歴史のある大銀杏がだ。それで必死に探した写真だが、かみさんがメインなので大銀杏は暗くしか写っていないが、その右側に石段も写っている