やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

デッド・カーム/戦慄の航海 ☆☆☆☆

デッド・カーム/戦慄の航海 ☆☆☆☆

映画のシーン

 私がニコールキッドマンのファンであることは前にも書いたが、ハリウッドデビューを果たすきっかけになった、母国オーストラリアの映画がある。私はニコールキッドマンの映画は、最近作られた作品から、さかのぼって結構見たのだが、私の感性に合わないのか楽しくなく、途中放棄をしてしまった映画がたくさんある。作品に恵まれなかったのではないかと思い始めていた時に、配給会社が廉価版として690円(今は逆にプレミア付きで数千円はしている。)で出してきた中に、この作品が紛れ込んでいた。オーストラリアで撮った映画の3作目位ではなかったかと思うのだが、期待しなかった分、意外とこれが大当たりでめっぽう面白い。

 映画評論を生業にしている人の中には、私と感性が全く違って、私が駄目出しをした作品を褒めている人もいて、逆に私が気に入って追っかけるきっかけになった“EYES WIDE SHUT”を、見る価値無しとけなす人もいるから世の中面白い。デッド・カーム/戦慄の航海は、最新の設備満載の大型豪華ヨットで、おまけに何週間もの予定を思わせる設定だ。その中での出来事を追っていくのだが、私等はビンボー人のひがみもあり、最初取っ付きにくい印象ではあるけれど、テンポの良さで引き込まれ、直ぐそんな事は忘れさせてくれた。因みにこの作品を評価され、監督も“パトリオット・ゲーム”“今そこにある危機”等ハリウッドの大作を任されている。

 最愛の息子を交通事故で失ったジョンとレイの夫婦は傷を癒すべくヨットで海の旅に出る。そこへぼろぼろの帆船で漂流していた男ヒューイと遭遇。しかし、やがてヒューイは沈みかけている船を見に行ったジョンを置き去りにし、ジョンとレイのヨットを乗っとりレイと二人きりになる。若き日のニコール・キッドマンが主演した海洋サスペンス映画。大洋の中、キッドマンの魅力はまだ全面開花とまではいかないが、 善悪の男優二人の精悍さは十分に出ている。

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