やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

胸を焦がす

胸を焦がす

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 この年齢になってくると胸を焦がす様な事はとんと無くなって、それもいつの頃からか分からない程、遠い過去になってしまったようだ。若い頃は何にでも胸を焦がせた。将来の自分に胸を焦がし、歌の中に自分を写し胸焦がし、映画を見てはそのヒロインに胸焦がし、数歩先を行く先輩諸氏に胸を焦がしたものだ。自分からばかりではなく誰からか、胸焦がされた事もあると思う。若く感受性が高いから成せる技なのだろうか。それをいつの頃からか忘れてしまい、感激はしても胸焦がすような場面に出くわさなくなってしまった。

 胸焼け、字面は然程変りなく意味が全く違うことに最近悩まされている。昔のように胸焦がす事態なら大喜びでどんと来いなのだが、不快感を感じる状態の方なので誠に弱っている。何らかの原因で拡張すると胸焼けが起こるようだが、主な原因は胃に近い食道付近が胃酸や胆汁によって刺激を受けてただれるらしい。胸焼けは消化物が胃にとどまり、十二指腸へなかなか流れないために不快感を覚える症状だそうで、胸焦がす事態も、胸焼けそのものも、他人様には分かりにくい症状だ。

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