防空避難訓練
2010.12.16
カテゴリ:その他
防空避難訓練
昨日朝鮮半島からの邦人脱出の政府の態度を書いたら、偶然にも北朝鮮の延坪島砲撃を受けた韓国政府は、一部地域を除いた全土で、北朝鮮からの攻撃を想定した「民間防空特別退避訓練」を行ったようだ。ニュース映像を見ていると、日本からの観光客が、早くいかないと飛行機に乗り遅れてしまうなどと悲鳴を上げていたが、当然その言い分は通らず地下道に押し込められていた。
韓国民と日本人観光客の意識のずれが出て、平和ボケだと言われても仕方のない事だと思い知ったが、問答無用で大砲を打ち込んで来る国と堺を接している韓国民にとって、目の前にある危機は切実で訓練も熱の入ったものに成らざるを得ないのだろう。歩行者や会社員らが警官や民間防衛隊員の誘導されて、近くの地下鉄駅やビルの地下に避難していく姿を見るにつけ、それと対比されると情けなく見えてしまうのは私だけだろうか。