やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

アナログレコードはRiaaカーブ、音声圧縮技術

アナログレコードはRiaaカーブ、音声圧縮技術

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 エジソンが発明したころの蓄音機はともかく、レコードが全盛期を迎える'50年代にRiaaカーブと言う音声圧縮規格が出来た。簡単に言うと1000Hzを境に低い方の音を弱く、高い方の音を強く録音するのだ。そして再生には逆のイコライザーを掛けて、結果的に全周波数を平らにする技術だ。これをRiaaカーブと言うがこの規格に決まるまでは紆余曲折があり、各レコード会社でバラバラの方式を使っていたらしい。その時までは当然の様にA社で作ったレコードを、B社の機械で再生すると全く違う音に聞こえていた訳で、レコードを普及させて行くにはそれでは不都合と、各社Riaaカーブを統一規格にした訳だ。

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 映画の場合、音声をエンコード処理してフィルムの両端に等間隔であいている穴と穴の間に信号を光学的に記録しているが、基本的にはアナログ録音で音質は決して良くはなく、音質の改善が望まれていたのだ。私がドルビー対応の映画として劇場で初めて観たのは、ジョン・トラボルタ主演の『サタデー・ナイト・フィーバー』で、セリフのやり取りの時には気が付かなかったのだが、ダンスのシーンで音楽が流れると俄然音が良く聞こえ、今までの映画の音はなんだったのだろうと思ったものだ。昨日はTHX、今日はDOLBY、3方式あるうちの最後は。

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