高値推移のコーヒー生豆
2011.02.24
カテゴリ:珈琲
高値推移のコーヒー生豆
私はコーヒー生豆は高値で推移して、このままの状態で高止まってしまうと思っている。コーヒー生豆の生産農家は安値のコーヒー生豆に見切りを付けて、別の作物に転換してきているからだが、そればかりではなく、発展途上といわれる国々の需要が、大幅に伸びてきているのも一因だと考える。特に中国のコーヒー生豆の輸入量は近年特に増えていると聞くが、この国は雲南コーヒーと言うブランドを持つ国でもある。生産地域は中国南西部雲南省と海南島で、栽培が始まってからの歴史は新しいが、やり様ではこれから知名度を上げていくブランドになるだろう。
ご存じない方もいらっしゃると思うが、日本でもコーヒー栽培は古くから行われていて、沖縄には名護コーヒーと言うブランドもあり、知名度を上げてきている。日本は明治時代にコーヒーの栽培を始めているが、産業として大きく育っていない中、先の沖縄のコーヒー、東京都小笠原村のコーヒーは、現地に行った人しか味わえない幻のコーヒーだと言う。地球温暖化が進みコーヒーベルトも南北に伸びると、日本でも栽培できる地域が増えていく事だろう。