Ray ☆☆☆
2011.03.01
カテゴリ:映画
Ray ☆☆☆
私が社会人になった時には既に活躍していた人で、ラジオから流れるメロディーは馴染み深いものになっていた。私自身映画の中で知る事になるのだが、幼い頃には目が見えていて、はっきり映画の中では語られてはいないが、緑内障で後天的に失明したようだ。生まれた時にはまだ強い人種差別の残っていた時で、最初の活躍の場となるシアトルまで出るのにも、大変苦労して出て行くことになる。才能があるが為だまされ利用され、それをバネにしてしたたかにのし上がっていく。自身も麻薬常習者として廃人寸前にまでなる。
主演はレイ・チャールズ自身が、オーディションで選んだと言われている、ジェイミー・フォックス。自身が演技指導したといわれるが、その熱演に俺の後継者だと言わしめたという。その映画の完成には間に合わず、'04年に73歳で亡くなっている。日本で発売されてヒットした曲を集めたアルバムを、引越しのドサクサで紛失してしまったままだ。