遥か遠回りして日本に入ってくるコーヒー生豆。
2011.03.03
カテゴリ:珈琲
遥か遠回りして日本に入ってくるコーヒー生豆。
モカイルガチェフが通常のルートで入って来なくなって久しい。詳しい事はまったく分からないのだが、私が思うに一度途絶えたルートは回復し難いのかとも思っているのだ。今となっては農薬問題ばかりではないような気がしているのだが、久しぶりに代理店よりモカイルガチェフが入ったとの知らせがあって、大いに喜んだが前のような大袋での購入が叶わず、味見程度の量だけになるという。その時点で私は迷ったが、自身が大好きな豆でもあるので、販売する事を考えずに買う事にした。
今回、この豆は一度ドイツに輸出してから、日本側で再度農薬検査をした上で、ドイツから日本に輸出するという面倒な方法をとっているが、この豆、日本側の商社は三○商○だ。モカイルガチェフは、エチオピアよりの直接買い付けの時も、この会社だった様な気がしているが、なぜ直輸入出来なくなってしまったのだろう。とにかく久しぶりに見る今シーズンの生豆は、相変わらず淡いダークグリーンの小粒な豆で、本当にきれいなモカイルガチェフを主張していた。
当然だがこの豆も例外ではなく、大きく値上げになっていた。遠回りしてくるので、尚更の事なのだろうと思う。