うららかな春とは言いがたし
2011.04.12
カテゴリ:日々
うららかな春とは言いがたし
最近はあまり冷え込む事もなく、このまま本格的な春だろうと思っていたら、今朝の気温は一桁の7度、北風も吹き日中も気温が上がらずに寒かった事。やはり春は一筋縄にはいかず、もうしばらく待たないと、春うららにはならない様だ。それでもこの辺りの桜は今を盛りと咲いて、風に吹かれた花びらは少しずつ散り始めている。
私は花を愛でる等という風流気分は昔から無くて、どちらかと言うと花より団子の口だ。言うならば桜にかこつけて酒を楽しむタイプなのだが、それさえも最近は億劫になり積極的ではない。今日、何気なく桜を見上げたら、そこには上弦の月があり、月見で一杯、花見で一杯を誘っているかの様に見えた。
その中、今日は余震らしきものと、誘発地震らしいものが立て続けに起きた。何時まで続くか分からないこの状況に、半分あきらめと、妙な苛立ちが綯い交ぜになっている。朝一の地震は3.11の時に匹敵する揺れに感じたが、時間的には非常に短く済み、この辺りでは大きな被害もなく、本当に良かったと思っている。