やんちゃ親父の独り言。更新の間隔を適当に空けて、勝手気ままな事を書いているコーヒー好きのブログです。よかったらお付き合いください。

オリジナルは越えられない。荒野の七人 ☆☆☆

オリジナルは越えられない。荒野の七人 ☆☆☆

村へはいる

 七人の侍を観た、ユル・ブリンナーは、とても気に入り映画化権を取得するが、舞台をメキシコに移して、ウェスタン映画に仕上げる。登場人物はオリジナルとさほど変わらない布陣だが、性格、人物設定がそれぞれ重複している役回りもある。侍達のまとめ役の勘兵衛にはユル・ブリンナー、五郎兵衛役はスティーブ・マックィーン、平八はチャールズ・ブロンソン、居合いの久蔵はジェームス・コバーン、と言う役どころになっている。後の登場人物は菊千代と勝四郎、七郎次の役回りが特にごちゃ混ぜになっている印象だ。

 映画そのものは肝心の人を探して行く過程が雑で、何でその人物にたどり着いたのか分からない場面もある。その中で久蔵役のジェームス・コバーンを選び出す場面は、オリジナルの七人の侍に近い設定だが、ロバート・ボーンにいたっては、探し出す過程が全く分からない上、追われている人間はホテル代も、食べ物の値段も高いという事を、ユル・ブリンナーが言ったりする。映像で説明をする場面が無く、言葉での説明になるので、唐突間が否めない。やはりこの映画はオリジナルが最高で、世界の映像作家が認めるわけだ。

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