映画会社のロゴマーク
2011.06.17
カテゴリ：映画
映画会社のロゴマーク
『オズの魔法使』『風と共に去りぬ』『トムとジェリー』『ビクター/ビクトリア』『お熱いのがお好き』『噂の二人』『ロッキー』等を製作したMGMは1924年、映画3社が合併し「MGMスタジオ」を設立したもので、MGMの名前は、その3社の頭文字を取ったものだ。「Metro Pictures Corporation 」。「Goldwyn Pictures Corporation」 。「Louis B. Mayer Pictures 」の3社だが、財力がある後ろ楯があったため製作費もふんだんに使え、設立当時から業界トップの地位を約束され、大作主義で1950年代まで隆盛を極める事になる。
1924年の創業当時からライオンがほえるオープニングロゴを使用するが、あまりにも馴染みのあるためか、パロディーとして使われることも多かった。『トムとジェリー』では、チャック・ジョーンズ期のオープニングでライオンのかわりにトムがほえるという物等がある。1950年代最後の年には、超大作『ベンハー』を制作したが、隆盛はこの頃までのようだ。昔映画館でこのロゴマークを見ると、心わくわくこれから洋画が始まると思ったものだ。今発売され私が所有しているDVDには、トップのロゴマークであるライオンはほえていない上、発売元がワーナーになっている。
