頓着がなくなったのか
2011.08.17
カテゴリ:日々
頓着がなくなったのか
暑い、暑いと繰り返し言わせていた季節も、立秋を過ぎ、ひと段落をして、ひと頃の暑さもなくなったような気もするが、これも暑さに対する慣れなのだろうか。寒暖計が毎日30度を越えても、あまり感慨もなくやり過ごしているが、歳を重ねて感覚が鈍くなって来たとも言える。福島の原発事故以来、その手のニュースにも鈍くなったのか、大して気にもしなくなってしまっているかのように、扱いが小さくなっているようにも感じる。それとも逆に順調に行っているからこそ、ニュースにならない証なのだろうか。
この辺りの米もそろそろ収穫の時期を迎えて、稲穂も黄金色に染まり頭を重そうに垂れている。実りの季節この時期が一番嬉しいはずだと思うが、農家の方々は心穏やかではないだろうと思う。自主的に放射線量の検査をしているとも聞くが、拡散が止まっていない今日、結果によっては一年の苦労が水泡に帰す。暑い最中の一段とヒートアップするこの話題、先日のこの欄に書いた議員たちの給料、それに見合うかどうかは知らないが、遅きに失しても仕事をするのは今この時以外ない。